協和発酵バイオ

新着情報

2017.12
2019年新卒採用のエントリー開始は2018年3月1日です!皆さんのご応募お待ちしています。

社会に貢献する協和発酵バイオ

世界を変えた製造技術

世界初!
アミノ酸の大量生産に成功

戦後間もなく、当社はたんぱく質の構成成分であるアミノ酸を安価かつ大量に生産するための研究を始めます。この研究の背景には、たんぱく質の摂取が少ない日本人に良質のたんぱく質を量産して供給できるようにし、欧米人に比べて貧弱だった日本人の体格を向上させたいという、創業者・加藤辨三郎の強い思いがありました。

研究陣が着目したのは、コストの最も安い廃糖蜜またはデンプンやブドウ糖などを原料にして微生物の発酵作用によりグルタミン酸を生産する方法、いわゆる発酵法でした。しかし微生物は、アミノ酸のような生物にとって重要な成分を必要量以上は作らないというのが当時の常識であり、発酵法による工業生産はまさに不可能への挑戦でした。研究を重ねた末、1956(昭和31)年、発酵工程によりアミノ酸の一つである「グルタミン酸」を作り出す菌を発見。その後、いくつもの困難を乗り越え、ついに世界で初めて発酵法によるグルタミン酸の工業生産に成功しました。

この結果、基本的な調味料であるグルタミン酸ソーダを安価かつ豊富に供給できるようになり、インスタントラーメンをはじめとする様々な加工食品が誕生する原動力になりました。現在でもこの製法をベースに改良した方法により、世界各国でグルタミン酸が製造されています。

世界を変えた製造技術

日本学士院賞受賞!
必須アミノ酸・リジンの製法を発明

食物から直接摂取しない限り体内において生合成されない必須アミノ酸。中でもリジンは、発育期や妊娠授乳期などに特に必要とされるアミノ酸ですが、米中心の食生活を送っていた日本人にとっては不足しがちとされていました。

そこで、当社はリジンの発酵生産研究を開始。試行錯誤の末に、1958(昭和33)年、上述のグルタミン酸を生産する菌を人工的に突然変異させることによって、リジン生産菌をつくることに成功。リジンの量産化と同時に「代謝制御発酵」という新たな技術も世の中に生み出しました。この功績と上述のグルタミン酸の製法発明などと併せて、1966(昭和41)年には民間企業として初めて日本学士院賞を受賞しました。

また、リジンの生産技術はグルタミン酸と同様に、グローバル企業からの申し出を受け、導出を決断。「ライフサイエンスとテクノロジーの進歩を追求し、新しい価値の創造により世界の人々の健康と豊かさに貢献する」という当社の経営理念には、過去から脈々と受け継がれた、技術をベースとした当社の社会貢献のあり方が込められています。

日本学士院賞受賞!必須アミノ酸・リジンの製法を発明

山口事業所 防府の敷地内にある「菌恩の碑」

微生物の恩恵に感謝するため、1999年に建立しました。「菌恩」の文字は創業者である加藤辨三郎の遺墨から写して刻まれたものです。

日本学士院賞受賞!必須アミノ酸・リジンの製法を発明

これからの協和発酵バイオ

現在も引き継がれる研究・開発力

現在の協和発酵バイオは、過去から受け継いだ技術をさらに進化させた遺伝子組換えやゲノム育種の手法により、アミノ酸・核酸に代表されるファインケミカル製品を医薬品・健康食品・化粧品等の各分野へ供給するファインケミカル事業と、独自の発酵技術を活かし、様々な健康機能性食品素材を提供するヘルスケア事業という2つの事業を中心に展開しています。どちらの事業においても、私達の健康で快適な生活に貢献すべくさらなる製品の創造を目指しています。

高付加価値アミノ酸

消費量の面から見てみますと、アミノ酸の主な使い道としては調味料用、飼料用などがあり、世界では年間数百万トンのアミノ酸が消費されています。ただ、高付加価値アミノ酸とはこのような使い道ではなく、医薬品用、輸液用、健康食品用など、医薬・医療・ヘルスケア用途で利用するアミノ酸のことです。この分野は、健康志向の高まりや高度医療の普及などにより、アジアを中心に世界中で急速な市場拡大が進んでいます。

当社ではこの高付加価値アミノ酸を中核事業の一つとし、適切なタイミングでの技術革新や設備投資により生産能力増強を可能にし、さらなるシェアアップを図っていきます。

現在も引き継がれる研究・開発力

高付加価値アミノ酸のさらなる生産強化

高付加価値アミノ酸は、高度な品質管理、安定した製品供給を可能にするハイレベルな生産技術がなければ作ることができません。当社はこれを供給する世界的なリーディングカンパニーとして、長年培ってきた生産技術にさらに磨きをかけていきます。

中でも注力しているのは、2015年末に商業生産を開始させた、タイの新工場です。タイは高付加価値アミノ酸の需要が伸びると想定しているアジア地域のほぼ中心に位置しており、またアミノ酸の主要原料である糖も豊富なため、アミノ酸を作る場所として好適です。立地面の優位性と、これまで培ってきた世界トップレベルの生産技術を組み合わせることによって、より多くのお客様に当社の製品をお届けできると考えています。

世界の人々の健康と豊かさに貢献する

バイオテクノロジーは、とても大きな可能性を秘めたフィールドです。当社は「発酵と合成の深く幅広い知見を駆使し、世界の人々の健康ニーズを満たす製品・サービスを提供し続けるバイオケミカル・イノベーターとなる。」という事業ビジョンのもと、日本を代表するライフサイエンス企業として常に新しい可能性へ挑戦し、世界の人々の健康と豊かさに貢献していきます。

高付加価値アミノ酸のさらなる生産強化

ページのトップへ戻る