興奮を静めたり、不安状態を緩和する効果が知られています。
GABA(γ-アミノ酸)には、脳の興奮性の刺激を抑制する役割があります。脳波測定を行った実験ではGABAの摂取によってリラックス状態の指標であるα波の出現量が増加し、興奮状態を示すβ波の出現量が抑制されるという報告があります。また、ストレス過剰な状態では神経伝達物質であるセロトニンの濃度が健常時より減少しますが、ラットの実験では、GABAを摂取することによってセロトニンを分泌するセロトニン神経系を活性化することがわかっています。これらのことから、GABAはリラックス効果をもたらすものと考えられます。

神経伝達物質の適正化などで、リラックスできる睡眠を演出。
欧米では寝付きをよくするためトリプトファンを多く含む牛乳などを就寝前に飲用すると良いとされています。同様にトリプトファンを多く含むピーナッツバター、ツナ、ヨーグルトなどの摂取も推奨されています。これは、トリプトファンが、睡眠に関与しているとされている神経伝達物質のセロトニンや、睡眠を促すホルモンとされるメラトニンの前駆物質であることに起因すると考えられています。不眠の方10名にトリプトファン5gを静脈注射し、就寝中の脳波を記録した実験では、トリプトファンを事前に投与した群において、コントロール群に比べ、速やかに睡眠が深くなっていることが認められています。

