L-Phenylalanine
(フェニルアラニン)

タンパク質構成アミノ酸、必須アミノ酸。
食品では豆類(大豆、小豆、そらまめ)、ナッツ類(落花生、カシューナッツ)などに多く含まれる。
フェニルアラニンは体内で酵素 (フェニルアラニン4-モノオキシゲナーゼ*) によりチロシンへ変換される。チロシンからドーパ、さらにはドーパミン、エピネフリン(アドレナリン)、ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)などの神経伝達物質が生合成される。
* フェニルケトン尿症ではこの酵素遺伝子が欠損しており、フェニルアラニンを含む食品の摂取には注意が必要である。

参考論文

  • うつ症状を軽減 (Beckmann H, et al., Arch Psychiatr Nervenkr. 1979;227(1):49-58.)

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