L-Ornithine
(オルニチン)

非タンパク質構成アミノ酸。
食品ではしじみ、えのき、チーズなどに、またヒトの肝臓にも多く含まれる。
アンモニア解毒に関わるオルニチン回路の構成成分として重要なアミノ酸である。
体内では遊離アミノ酸の状態で存在する。
肝硬変の治療薬としても用いられている(オルニチンアスパラギン酸塩)。

参考論文

  • 睡眠障害を改善 (Horiuchi M, et al., Nutr Res. 2013;33(7):557-64.)
  • 女性の肌質を改善 (桐浴ら. Ther Res. 2012;33(8):1265-81.)
  • 運動後の疲労を軽減 (Demura S, et al., Eur J Appl Physiol. 2011;111(11):2837-43.)
  • 肝性脳症患者において脳、血中のアンモニア低減、症状改善(オルニチンアスパラギン酸塩) (Blanco Vela CI, et al., Ann Hepatol. 2011;10 Suppl 2:S55-9.)
  • ラットにおいて創傷治癒を促進 (Aoki M. et.al., Jpn. Pharmacol. Ther. 2010;38(9):807-16.2010)
  • 成長ホルモンの分泌を促進 (Bucci L, et al., Nutr Res. 1990; 10(3), 239-245. Demura S., et al., Adv Biosci Biotechnol. 2010,1:7-11)
  • 高齢者の食欲を増加(オルニチンケトグルタル酸塩) (Blonde-Cynober F, et al., Nutrition. 2003;19(1):73-5. )
  • 創傷治癒を促進 (De Bandt JP, et al., J Nutr. 1998;128(3):563-9)
  • 肝保護、肝機能改善(オルニチンアスパラギン酸塩) (Muting D, et al., Amino Acids. 1992;3:147-153.)
  • インスリンの分泌を促進 (Cynober L, et al., J Am Coll Nutr. 1990;9(1):2-12.)

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