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研究者インタビュー

美容系アミノ酸「アミノプルミエ」 開発ストーリー

石田 高志 協和発酵バイオ株式会社 経営企画部 事業開発G(取材当時)

「機能性食品素材の研究をしたい」
学生時代に感じた大きな可能性

 私にとって「食と健康」というのはキーワードで、これらは切り離せないものだと考えています。個人的な話ですが、学生時代に生活習慣や食品・食習慣の改善で体調がよくなった経験があり、身近なもの、毎日食べるもので体調を整えることの重要さに気付きました。当時から機能性食品というものは存在していましたが、その分野に大きな可能性を感じました。

 とはいうものの、実は学生時代の専攻は栄養生理学や食品化学ではなく、梨を対象とした植物病理学や魚を用いた発生遺伝学などでした。食品や栄養学、生命科学に幅広く興味があり、1つに絞りきれなかったというのも正直なところです(笑)。研究テーマも対象も、現在の研究とは一見関係が低いようですが、研究に対する考え方や実験手法は勿論のこと、今に活かされていることは少なくありません。

 私の所属していた研究室では医薬や生命科学関連企業への就職が花形の印象でしたが、初志である機能性食品素材の研究をしたい、ということで協和発酵バイオに入社しました。美容分野に関わるようになったのは入社1年目の終わり頃、ヒドロキシプロリンというアミノ酸がきっかけでした。当時(今もですが)コラーゲンというのは女性には非常に知名度の高い美容素材ですね。ヒドロキシプロリンはそのコラーゲンの成分です。この研究を通して肌のハリ、うるおいなどの評価系を確立したのですが、これを活かして美容に役立つ何か新しいものを探す、というのが次のミッションになりました。

キレイの源 17種類の美容アミノ酸

美容に最適なアミノ酸の組み合わせは何か
その着想から研究をスタート

 初めはアミノ酸とは全然考えていませんでした。例えばハーブとかですね。美容関係の展示会などに参加する中で、プラセンタがちょっとしたブームになっている事を知りました。じゃあ、その組成を調べたら面白いのでは…そう思ったのが、アミノプルミエ誕生のきっかけでした。

 馬や豚など種類はありますが、プラセンタそのもののたんぱく質を分析してみると、だいたい約70%がアミノ酸。そこから熱処理などをされて食品として使われているプラセンタは、更にアミノ酸に近い状態でした。医薬品としてのものは、もうほとんどがアミノ酸です。その頃、ちょうど2000年代後半から、口から摂る食べ物などのたんぱく質組成が、生物にとって重要であるという学説が出てきていました。アミノ酸組成の異なる餌をブタに与えると、与える餌によって状態が大きく変わるのです。では、人間の美容に最適なアミノ酸の組み合わせはなんだろう・・・こういった事から着想を得て、研究はスタートしました。

 まずは2年間、実験など基礎研究を行いました。様々なプラセンタの組成を調べる方法を模索しましたね。そこから商品化の提案を行い、その後1年半かけてようやく商品化にこぎつけました。 私自身も肌が弱くて日ごろから化粧水を使っていますが、やはり男ですから、化粧のノリとかそういった悩みを、とにかく身近な女性にヒアリングしました。乾燥や潤い、紫外線や美白など、最初は勉強でしたね。

左図:コラーゲンのアミノ酸組成 右図:プラセンタの成分組成

※プラセンタとは英語で「胎盤」という意味。現在では馬や豚など様々な種類のプラセンタから抽出された成分が、主に化粧品やサプリメントなどで使用されている。

アミノプルミエに続く画期的な製品開発を

 アミノ酸は身体をつくる大切な要素。身体の20%はたんぱく質、真皮の70%はコラーゲン、どちらもひもとけばアミノ酸です。厳選された美容に良いアミノ酸をたっぷり含んだ、他社では真似できないサプリメントが完成しました。今後もこのアミノプルミエに続く、更に画期的な製品を開発していきたいです。

必須アミノ酸の1日あたりの摂取必要量

<新・美容系アミノ酸誕生> アミノ プルミエ

「キレイの原点、それはアミノ酸でした。」
美しさに関わる17種類のアミノ酸を配合。
アミノ プルミエは美しさに関わる17種類のアミノ酸を、理想のバランスで配合。
年齢を忘れるほど「ぷるん」と弾む明日を応援します!

アミノプルミエは2021年8月末で販売終了しております。

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